ブランド紹介
en:selfishでは、クロッシェレース(かぎ針編み)の伝統技法を生かしたアクセサリーを製作しています。
特にアイリッシュクロッシェ※のモチーフを好み、【伝統を現代にフィットした形にして次世代に繋ぐ】をモットーに製作を行なっています。
1本の糸から形作られる、どこかレトロで懐かしい世界観をお楽しみください。
※
アイリッシュクロッシェレースはアイルランド特有のレース編み技法で、アイルランドの豊かな自然・植物のモチーフを立体的に表現しているのが特徴です。
▼about en:selfish
ブランド名は「エンゼルフィッシュ」と読みます。
フランス語の前置詞[en]と、英語の[selfish(利己的・わがまま)]を組み合わせた造語で、「思うままに世界観を表現したい」という作者の思いが込められています。
▼history
2004年ごろ〜
ハンドメイドブランドして、ゴシック・ロリータ・ガーリーテイストのお洋服を販売。
ネットオークションやフリーマーケットを中心に活動。
2013年ごろ〜
かぎ針編み、レース編みを本格的に始める。
2014年〜
手編みの付け襟とアクセサリー・en:selfishとして活動開始。
2017年〜
つまみ細工作家とのコラボレーションで【こまもの屋*カラン】としても活動を開始。異文化の伝統工芸が不思議とマッチした作品を目指し、委託販売を中心に活動。
2022年4月
通信制大学への入学のため、ハンドメイド活動を縮小予定。
▼mind
レース編みを始める前は、フリルやレースを多用した洋服を主に製作していました。レース編みを始めたのは、出産・子育てによりミシンを使用する時間が取れなくなったことがきっかけです。
レース針と糸、2-3種類の編み方の組み合わせで様々なモチーフができあがるレース編みの世界は、常に何かを作っていたい私にはとても魅力的でした。
次第にレース編みの歴史やモチーフの生まれた背景にも心惹かれていくようになり、レース編みにまつわる古い洋書のアーカイブなどを参考に、自分らしい作品を生み出せるよう製作を続けてきました。
産業革命以降、機械編みレースが主流となった現代において、手編みレースの需要は…?と考えると、それは一部の人の趣味のものであり、いずれは廃れていってしまう技術なのかもしれません。
ですが、
「手編みならではの風合いや、モチーフが生まれた背景・歴史・先人たちが繋いできた技術を次の世代へ伝えていきたい。」
そんな思いがあり、誰もが知っている伝統モチーフ、(言い方は難しいのですが……)可愛い!と思ってくれた人が簡単に作り方を知ることができるモチーフでの作品製作に至りました。
斬新さはなくても、素朴でどこか懐かしい。
これからもそんな作品をお届けしていきたいと考えております。